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著者の一人、WEBCRE8.jp酒井優さんより「現場のプロが教えるWeb制作の最新常識」をいただきました!自分でSassの解説をしておいて言うのもなんだかアレなんですが、最近のWeb制作まわりは変化が多いですね><

それはCSSプリプロセッサを使うとか、ツール自体もAdobe一択だったのがSublimeTextやCodaに変わったりというコーディング面はもちろん、ビジュアル面でも立体的・写真みたいな現実世界にあるものを模したデザインからフラットデザインが一つのトレンドとしてあげられたりと、僕たち制作者が追っておかなければいけないことが増えたような気がします。

こちらの本では最近の動向やトレンドを「どうしてそうなったのか」「どんなメリットがあって、達成するためにはどこに気をつければいいのか」をいろんなトピックに分けてポイントを整理してくれています。

しばっちのあやふやだったけど整理できたランキング

今回は僕があやふやだったけど、整理できたポイントを3つ紹介していきます。コーディング面はギリギリしがみついてたけど、デザイン面は結構あやふやだったんですね。勉強しないと!

1位 なぜ脱ピクセルパーフェクトなの?

画像として書き出したモック通りにHTMLとCSSで再現するのが良しとされていたのがピクセルパーフェクトという考え方です。しかし、最近ではピクセルパーフェクトの非効率さだけが取り上げられてしまってて、「ユーザーにはそれ関係ないじゃん」とピクセルパーフェクトの考え方は理解できるけど、一歩引いた感じで見ていました。

この本で読んで少し噛み砕くことができました。
どちらかというと、「再現が非効率だからNG」ではなく「情報を正しく伝える」という、制作者の本質に立ち返り、いろんな環境から見られている状況で正確な情報を効率よく届けるために変化に耐えられるようなビジュアルデザイン・HTMLをという考え方だったのですね。

ほぼ最初のことに書いてあるのですが、うまく説明できなかったので考える機会をもらったような気がしました。

2位 なんでスキュアモーフィックデザインからフラットデザインにシフトしていったの?

もう一つビジュアルデザインの動きで見逃せないのはフラットデザインですね。ボタンにしてもシャドウやベベル・エンボスで立体感をつけずに広範囲なべた塗りでボタンを示したり、アイコンもリアルなものを模したものを提供するのではなく、平面的なものにすることを言います。作る人から見ると、ごまかしが利かず、腕が試されると言わんばかりのものですね。

でも、なぜスキュアモーフィックデザインからフラットデザインが取り上げられてくるようになったのかは説明できるかと言えば、自信を持って答えられませんでした。この本では、メタファがあまりにもリアルになってきてしまって、アプリにない機能までユーザーが過度に期待させないために、記号として扱い直すようになったと語られています。

一つの理由だけフラットデザインにシフトし始めたわけではなく、こういうアイコンから吹き出す機能への期待をリセットするためにもフラットデザインが必要だったんですね。納得です。

3位 今時のAndroid端末のシェアって?

僕はiPhoneしか持っていないのでAndroidの話は参考になりました。
iPhone同様に、Androidでもデフォルトのブラウザはありながらも、Chromeがあったりと2つ以上のブラウザが存在しています。一時はChromeがAndroidの標準ブラウザになるのかと思いきや、Googleがメーカーに「Chromeを搭載するには有償ライセンス買ってね」という状況になり、AndroidはChrome一色になるかと思いきや、まだ混乱している状態のようです。

この本ではこの状況を踏まえてどのように対応していけばいいのか、どこに気をつけて実装すればいいの解説もあるので、ふむふむと読み進めました。ニュースやブログを追っておくだけでは見えにくいことだったので、とても参考になりました。

まとめ

最近他のジャンルの勉強も初めて、ちょっと制作技術やトレンドについていけてないな〜という方にはおすすめの本です。僕もその例に漏れずそのパターンで、最近の事情は断片的に追いかけてる感じです。

ニュースやトレンドを追いかけている人でも、これまでの知識をつなぎ整理し直すには持ってこいの本です。

最後に改めて、酒井優さんを初めとする著者・編集の方々、発送していただいたMdNの後藤さん、ありがとうございました!